谷平亮さん
DATA & COMMUNIQUE EXPRESS CO.,LTD.
Sales & Marketing
◇ご経歴を教えてください
出身は広島で綾瀬はるかの実家の近くです。(笑)
大学時代は野球部でキャッチャーをしていて、法学を学んでいました。2014年に大学を卒業し、大手エレクトロニクスメーカーの営業として2年間勤めました。昔からの夢だった海外で働くことを実現するために退社し、その1ヶ月後にはフィリピンの短期留学に行きました。そしてプログラム終了後バックパッカーとして東南アジアを回っていました。たまたまタイにたどり着いた時に、現在の会社の代表に声をかけていただき、DACOの広告営業職として働くことになりました。
◇貴社での事業を教えてください
弊社は今年で20周年になる会社です。事業は二つあり、「DACO」というフリーペーパーの発刊を毎月二回しているのと、ウェブサイトの広告事業です。「DACO」はタイ国内で毎月45,000部発刊しており、駐妻さんや旅行好きな日本人によく読まれています。今後はウェブのサービス、特に「ダコラジ」という企画でYOUTUBEやFACEBOOKでのライブ動画配信に注力していきます。「攻めの広告」をキャッチフレーズに、独自性のあるメディアツールで広告宣伝を行っています。
◇フィリピンでの留学はどうでしたか
マニラやセブでは学生や駐在員などの日本人が多く、宿泊施設や英語学校も充実していますが、私が滞在していたところはフィリピン中部のバコロドという地域で、日本人があまりおらず英語を使う機会が多く、自然豊かな環境でとても充実した日々を過ごしていました。
◇タイで働く上で大変だったことはありますか
バックパックをしていた頃はジェスチャーなどを含めて英語が通じていたのですが、実際に働いてみると英語でコミュニケーションを取り、職場のタイ人の方々と一から信頼関係を築いて行くことが難しく、困難に感じています。自分が想定していた以上に言葉の壁が厚かったです。
◇タイで働く上で大切にしていることはなんですか
タイで住んでいると仕事において良い文化と悪い文化を身にしみて感じます。タイに住んでいるからといってその悪い文化に引っ張られないように、日本人らしい規律のある生活を心がけています。具体的に、タイの方々は仕事でも、時間にルーズで朝遅刻をしたり、納品締め切りを守らなかったりすることがあります。しかしその環境に慣れずに正義感を持って行動することを大切にしています。
◇現在の会社のどこが好きですか
一番はお声がけくださった上司の人柄です。お忙しいときも私のことを気遣ってくださり、一緒に働く上で理想の上司です。私の職場のチーム編成は、代表が1人、営業が日本人2人、タイ人が3人です。また編集部も合わせて計20人くらいです。職場の人も個性派の集まりで、とても賑やかでたのしい職場です。
◇休日の過ごし方を教えてください
お客様とのサッカーやソフトボール、ゴルフなど、まだ25歳で若手ですので、休日はお客様とのアクティビティに参加することが多いです。
◇今後のキャリア設計を教えてください
あと数年間は今の職場で働き、何か実績を残したいと思っています。その後は国を変えてどこかで働いていると思います。将来のことは明確にはわかりませんが、海外での生活は楽しいです。
谷平さん、インタビューのご協力誠にありがとうございました。
インタビュー中にとても面白いお話をお聞かせくださり、和やかな会となりました。また、記事に関するご意見、ご感想や、タイでのキャリアに関するご質問なども受け付けておりますので、何かございましたら、下記の連絡先までご連絡くださいませ。
Asian Leaders Career (記者 國重華)
Tel: 02-254-1520 Email: info@al-career.co.th