タイは日本よりも暮らしやすい
「タイで現地採用として働きたいけど、収入が安いのではないか?」
そのように考えている方はいないでしょうか。
このような不安を口にされる方は、比較的多くいらっしゃいます。
しかし、タイで働くことで、日本よりも暮らしやすい環境を手に入れることができます。
実際にタイで現地採用として働かれている方に
「タイと日本、どちらが暮らしやすいですか?」
と質問をした調査があります。
その結果、85.1%の方が「タイ」と答えました。
(出典:『DACO』2018年11月号)
この結果からも分かるように「タイは日本よりも暮らしやすい」と言えるのです。
この記事では、そんなタイでの生活費や、現地採用の方の収入についてご紹介します。
タイでの生活費はどれくらい?
*1バーツ=3.5円で計算
タイの生活費は安いです。
たとえば、デパートのフードコートに行けば、食事は1食33バーツ(日本円で約116円)ほどで食べることができます。*
*食事内容によって値段は異なります
写真は、実際に筆者が33ิバーツ(約116円)で食べた「チャーハンと鶏肉の炒め物」です。
また、住居は、ほとんどの方がコンドミニアムと呼ばれる、マンションに住んでいます。
コンドミニアムは、プールや小規模のジム、家具付きのことが多いです。
バンコクの都心から電車で10分ほどの場所に住む場合、1LKの部屋を11,000バーツ(日本円で約38,000円)ほどで借りることも可能です。*
*家賃の目安は、8,000~17,000THB(※1ルームの場合)とお考えください
現地採用の生活費一覧
さらに、生活のイメージをつきやすくするため「実際に現地採用で働かれている方」お2人の生活費をまとめました。
日本人男性(20代後半)の生活費
合計:約48,200バーツ(約16万円)
家賃(駅直結、プール、ジム付き) | :13,000バーツ(約45,000円) |
食費 | :10,000 バーツ(約35,000円) |
水道・光熱費 | :1,000バーツ前後(約3,500円) |
通信費(携帯及びWi-Fi) | :1,200バーツ(約4,200円) |
飲み会代 | :12,000バーツ(約42,000円) |
趣味・娯楽費 | :10,000バーツ(約35,000円) |
日用品・消耗品購入費 | :1,000バーツ(約3,500円) |
この方は月16万円程度生活費がかかっていますが、月に4万円以上飲み会代の支出があります。
日本人女性(20代後半)の生活費
合計:26,350バーツ(約9万円)
家賃(都会から少し離れた場所) | :3,000バーツ(約10,000円) |
食費 | :4,500 バーツ(約15,000円) |
水道・光熱費 | :850バーツ(約3,000円) |
通信費(携帯及びWi-Fi) | :1,500バーツ(約5,000円) |
飲み会代 | :6,000バーツ(約2,000円) |
趣味・娯楽費 | :10,000バーツ(約35,000円) |
日用品・消耗品購入費 | :500バーツ(約2,000円) |
*日本人がタイで不自由しない生活を送るためには、月額30,000-40,000バーツ(約10万円~約14万円)が目安です。
このように、生活のために必要な費用は、日本で暮らす際に必要な費用よりも安く済みます。
さらに
「プールや小規模のジム、家具付きの家に住むことができる」
「通勤は20分程度で済むことが多い」
ということも大きなメリットです。
それだけでなく、リゾートには片道数千円の飛行機で行くことができます。
そのため「週末は1泊2日で旅行に行く」という楽しみ方をすることもできるのです。
現地採用の収入はいくら?
ここまでタイの生活費についてご紹介しました。
では、タイの現地採用の収入はどれほどなのでしょうか。
こちらは「タイにおける日本人現地採用の平均給与額(基本給)」をまとめたものです。*
*弊社に寄せられる求人案件の平均
20代~ | :5万バーツ ~ 6万バーツ(約17 ~ 21万円) |
30代~ | :5.5万バーツ ~ 8万バーツ(約19 ~ 28万円) |
40代~ | :7万バーツ ~ (約24万円 ~ ) |
また、DACOが行った「現在の月収(手取り)は?」という調査では
月収は、5~7万バーツ未満(日本円で約17万円~約24万円)と答えた方の割合が1番多く、
次に7~10万バーツ未満(日本円で約24万円~約35万円)の割合が多い
という結果がでています。
「現在の月収(手取り)は?」
-
- 1位 5 ~ 7万バーツ(約17万 ~ 約24万円)未満 (28.1%)
-
- 2位 7 ~ 10万バーツ(約24万 ~ 約35万円)未満 (22.1%)
-
- 3位 10 ~ 15万バーツ(約35万 ~ 約52万円)未満 (20.9%)
(出典:『DACO』2018年11月号)
なお、同誌の「タイに来る直前の月収は?」という質問では、一番多い回答は「20~30万円未満」となっています。*
*年齢や居住地にも左右されます
(出典:『DACO』2018年11月号)
より良い生活をするならタイで働くのがオススメ!
<まとめ>
- 日本人の生活費は約10万円~約14万円
- 格安で旅行に行くことができる
- プール・ジム付きの住居や短い通勤時間など、生活の質が日本よりも高い
「タイで働いたときの収入」は、たしかに日本での収入に比べて下がることが多いです。
しかし、タイの物価は日本の物価よりも安く、生活費は約10万円~約14万円に抑えることができます。
さらに
「住居がプールやジム付き」
「通勤時間が非常に短い」
「格安で旅行に行ける」
など、メリットも大きいです。
そのため、タイで現地採用として働くことで、より高い生活水準で暮らすことが可能なのです!
タイで就職を考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。